冷え性の改善に

急に冷え込んできましたね。
そこでよく耳にするのが「冷え性」。
冷え性の原因は多々あると思いますが、単純に心臓から出た血液が体に行き届かないことが引き起こす症状です。
そんな心臓から出た血流の70%が下半身に集まるといいます。
心臓から離れた下半身の血流を重力に逆らって、全身に行き渡らせるために重要なのが「ふくらはぎ」。
だからふくらはぎは『第2の心臓』とも呼ばれています。

その「ふくらはぎ」をしっかりと働かせるためには、足の働きも重要です。

「ふくらはぎ」を動かすには、足趾をしっかりと使えることが前提となります。

皆さん、足をじっとさせていて、ふくらはぎの筋肉を動かせますか?
全く動かないと思います。
では、どうしたらふくらはぎの筋肉は動くのか?
足を上下に動かすとふくらはぎの筋肉が動くのがわかると思います。
普段の動作でいうと、足趾でしっかりと地面を蹴ることです。

いくら歩いていても足趾で地面を蹴っていないと、ふくらはぎは働きません。
ふくらはぎが働かなければ、足で血流が滞り、疲労物質が出てすぐに疲れます。

足趾が働いていれば、心臓から出てきた血液を上半身へ戻し、その血液が全身に流れます。
効率よく歩け、気分も良くなり、心身ともに健康になります。

逆に足趾を使えていない場合は、健康になるために歩いているつもりが、逆に疲労だけがたまる。
疲労がたまれば、疲労を抜くために、歩かない。
歩かなければ、血流が悪くなり、体の状態が悪化する。
何かの宗教の脅しみたいですが、大袈裟に言えばそういうことです。

足趾が使えていることと、もう一つ重要なこと。

それは、捻れなく足首を素直に使えているか。

足趾で地面を蹴れていれば、ほとんどは大丈夫なのですが。
どういうことかというと、足首が内側に倒れすぎていたり、外側に倒れすぎたりしていないこと。
接地の際に、足首の中央付近に体重がのることも、血流をスムーズに運ぶために大事なことです。
足首が内側に倒れる、プロネーション。(上画像の左)→内荷重
足首が外側に倒れる、サピネーション。(上画像の右)→外荷重

こういった足首の使い方になると、足首のどちらかに歪みができます。
その歪みの場所で血流が滞ってしまうのです。

その場合、いくらふくらはぎを動かしても血流はその歪みで滞ります。
さらに足首の使い方が悪いと、足首・足裏・アキレス腱・膝などの故障や疲労の原因にもなります。
さらにいうと、足首に捻れが生じると、膝が捻じれ、骨盤がねじれる。
骨盤が捻れると、上半身の腰や肩、さらには内臓の働きにも影響が出てきます。


第2の心臓と呼ばれる「ふくらはぎ」。

そのポンプ作用を活性化するためには、
・足趾を使うこと
・足首を正しく使うこと

が重要となります。

この2つは繋がっていて、足趾をしっかり使うには、正しく足首を接地する必要があります。
正しく接地し、そしてその流れをスムーズに足趾に運んでいく。
そこで助けとなるのがインソールなのです。
最近では、靴の性能が大幅にアップし、クッション性も増してきました。

そんな最近の靴で正しく接地しているか、足趾を使えているかを感じることは、非常に難しくなっています。
自分自身でいくら気を使っても、なかなか足の動きを感じることはできません。
また足の動きを感じられたとして、どれが正しい足の動き方なのか、あなたはわかりますか。
その基準もインソールがあるとガイドになってくれるのです。


インソールの役目は、正しい動きへ導くこと。
さらに、その動きを覚え込ませる。
そこが役目です。

その正しい動きを覚えれば、インソールがなかった時でも、ガイドに沿って歩いていけるようになりまふ。
捻れなく足首を使い、足趾で地面を蹴って、ふくらはぎを動かして歩く。
それが、本来の人間の活動なのだと思います。
さらにいうと、その動きを自然と負荷なく出来るのは、靴ではない「NoShoes」だったりします。

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