膝裏の痛み。
私は疲労が溜まると膝裏が痛くなることがあります。
マイナーな部位ではありますが、膝が曲げれないなどの悩みがある方も、この
場所をほぐしてあげるといいかもしれません。
この膝裏についている筋肉は「膝窩筋」といいます。
後面で太ももの骨の外側からスネの骨の内側にまたがっています。
この「膝窩筋」の主な働きは、
・膝の屈曲
ハムストリングス、ふくらはぎの筋肉と共に膝を曲げる時に使われる筋肉です。
・膝関節が曲がっている時に、膝下をわずかに内旋させる(下図)
この筋肉を使い過ぎたり、緊張し過ぎたりすると、膝裏に痛みが出たり、膝を
曲げにくくなってしまします。
またハムストリングスやふくらはぎの柔軟性が落ちると、膝が曲がったままに
なり、膝窩筋に負担がかかり痛みが出やすくなります。
私の場合は、右足の膝の裏だけに痛みが出ます。
走った後に右足の裏が痛くなり、曲げると痛みが出て、正座ができない状態に
までなりました。
上の写真を見て下さい。
左足に比べて右足が若干内側に向いている。
膝窩筋の働きで言っていた、膝下のわずかな内旋の状態です。
立っている状態でこれですから、歩いたり走ったりするともっと負担が大きく
なります。
このほんの少しの足の向きで痛みが発生するんです。
私が膝裏の痛みの改善にやったこと。
・もも裏とふくらはぎのストレッチ
・お尻のストレッチ(下図)→これが1番効いた気がします
・左右差改善のために足を組むのをやめる
・右足の足先が真っ直ぐ向くようにインソールを加工
意識することも大事だが、無意識下でも動きを制限できるようにインソールを。
私の場合は、2週間ほどで痛みはなくなりました。
痛みの原因を知る。
意識をする。
対策を練る。
これが大事‼︎。
同じ症状でも、原因が違う場合もありますので注意は必要です。
自分の身体の特徴を知る。
身体の不調の原因を知る。
改善方法を知る。
もちろん意識して頂くことは大切。
でも足のことに意識ができない瞬間もある。
そんな時にも足元をサポートしてくれるのがインソール。
でも意識することは大切。
無意識下でも動きが変われば完璧です。
その道のりをサポートするのがインソールの役目です。
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