横アーチ

Fit Insole の作るインソールには必ず3つのアーチを補助しています。

内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチ。
今回は私が1番基本としている横アーチについて。

製作したインソールだと、赤の斜線部です。

ちょうど足の肉球部のすぐ後ろを支えるイメージです。

この横アーチは足のちょうど中心部にあり、踵からきた力を指先に伝える役目を
果たしています。

足の中心にある横アーチ。

家でいうと屋根。
その屋根を支えているのが内側縦アーチ、つまり土踏まずです。

横アーチと土踏まずは相互に支え合っているわけです。

家の屋根が下がってくれば、それを支える土踏まずが引き伸ばされる。
これが扁平足。

インソールで効果的に体を支えるには、横アーチは必要不可欠です。

上の図の「柱と梁」の図は、
足でいえば、土踏まずと外側縦アーチだけをを支えた状態です。
これでは上から力をかけると、たわみが生じ1箇所に圧力が集中する恐れがあります。
これが、痛みの出る原因でもあるのです。

一方「アーチ構造」の図は、
足の中心である横アーチも一緒に支えた状態です。
しっかりと横アーチを中心にしたアーチ構造にする事で、たわみが生じず足は強固に
なります。

上の画像が全てを物語っていますね。

2020年に発表された論文でも上記のような発表がされています。



FitInsoleで製作するインソールにもNo Shoes にも、必ず横アーチがついています。

それは横アーチを中心として、土踏まずや外側縦アーチとのバランスを考えている
からです。
ただ、人の足は千差万別。

足長に対して、指が長い人もいれば、短い人もいる。
ですから、同じ足長でも横アーチの位置は変わってきます。

また、足が柔らかい人もいれば、硬い人もいます。
そうすると横アーチの高さが変わってきます。

そして、靴の形状で、横アーチの位置や高さも変化します。

足の中心となる横アーチが変われば、当然土踏まずや外側縦アーチとのバランス
も変わってきます。
だから、足型をとって、話を聞き、靴を見せて頂いて、インソールを製作します。



市販のインソールに横アーチがついていない理由。
何となくわかって頂けたと思います。

市販のインソールで効果が出ず悩んでおられる方も、一度ご相談下さい。


Fit Insole

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