裸足と靴との間には

勤労感謝の日はお休みをもらい、家族で奈良までお出かけしてきました。
楽しい1日をすごせました。

ずっとウロウロしていたので、最後の方は次女が土踏まずが痛くて歩くのが辛く
なってしまいました。
本当に痛いのでしょう、食べ物で釣っても動いてくれません。
顔は仁王のようです。



そんな時にインソール職人のアドバイスは、
ふくらはぎを伸ばして、裸足で歩く。
ゆっくり休憩して、靴を脱いで歩いたら、そっちの方が楽に歩けると次女にも
褒めて頂きました。
何とか屋台まで連れて行き、唐揚げを食べると、その後は何もなかったように
歩いていましたけど(笑)

まー、そんなこともあって靴って何なのか考えさせられました。

身体にとって1番健康的なのは「裸足」でしょう。
何にも頼ることなく、自分の力で立ち、バランスをとり、歩き、走る。
こんなに健康的なことはないでしょう。

しかし現代で生活するにあたって、皆さん靴を履きます。
靴は足を保護し、体重移動をスムーズにします。
クッションも効いて、足が疲れにくくなります。


インソールといえば、皆さんが履く靴に入れることによって、身体や歩行が安定
するようにしたものです。
最近の私の考え方では、靴で不安定になったバランスをインソールで裸足のバラ
ンスに近づけている感覚です。

裸足のままでいいのに、一旦靴で不安定にして、インソールで戻すって。

変な感じですが、それでもそうする意味は、十分にあると思います。

最近の靴はよくできています。
踵周りのサポートはしっかりしていて、クッション性も抜群、勝手に前に進んで
行く感じは本当に素晴らしいです。

靴の性能を殺すことなく、それぞれの身体の特徴に合わして、スムーズな体重移
動ができるようにするのが、靴に入れるインソールの役割です。

靴にインソールを入れることで、日常生活では疲れが軽減されますし、スポーツ
においては素晴らしいパフォーマンスに繋がります。
また自分の力を温存でき、故障も軽減されます。

私の最近の活動は、1番人間的な裸足の状態にインソールを活用していることです。

「No Shoes」をみて頂ければわかるでしょう。

靴という不安定要素を取り除いています。
その代わり、今まで靴にやってもらっていた機能を担うのは、自分自身の力です。
その分早く疲れてしまったり、怪我の恐れがあるのでインソールで補助をしてあ
げる。

靴に入れるインソールとはまた違ったインソールの活用方法です。
インソールが裸足に近くなるのは一目瞭然。
その分自分の力で能動的に歩けるところが皆さん新鮮で「No Shoes 」はたいへん
好評でした。

そう、自分の足で歩けるってとても楽しいことなんですよ‼︎

最近は色々な靴、インソールの考え方、裸足がいいのか、高機能シューズがいい
のかなど、たくさん情報が溢れ、色々な考えが出てきています。

Fit Insole はオーダーを頂いた方の、靴や考え方を尊重して最善のインソールを
提案しています。
私はどのような考えも尊重しますし、否定もしません。
お客様が怪我なく、気持ちよく活動できることをゴールとしています。

もちろん私の考えも伝え、すり合わせはしますが、こちらの意見を押し付ける
ことはしないようにしています。

だから、皆さん安心してご相談下さい。

皆さんの意見を尊重するといっても、やはり私のやりたいことはあります。

私のやりたいことは、
裸足に近い状態でインソールを活用すること。
人間本来の力で能動的に活動することの楽しさを知ってもらうこと。
その上で、ストイックになり過ぎない。

ということで、
次はやっぱり、

「No Shoes」より、ほんの少し靴に近い履き物提案していきますよ。
そう、前も言ってた地下足袋。


「Winter No Shoes」

Fit Insole

京都で あなたにFitした オーダーメイドインソールをつくります。 取り扱い 京都キャロット MONKEY CREW

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