トゥースプリング。
靴のつま先側のせり上がった部分を「トゥースプリング」といいます。
市販されているほとんどの靴についていると思います。
では、その「トゥースプリング」の機能とはどんなものでしょうか?
・つまずきにくい
・前方への推進力を得やすい
といったものが大きな役割です。
そんな「トゥースプリング」の研究が下↓のものです。
要約すると、
裸足の場合、足の指で地面を蹴らないと体は前に進んでいきません。
しかし、「トゥースプリング」がある靴を履けば、靴に足を入れておけば転がるよう
に体は前に進んでいきます。
足の筋肉を使わず、関節にも負荷を与えずに、速く楽に運動することができます。
とても素晴らしい機能です。
しかし、この研究の最後の一文。
赤線部分に注目‼︎
これは「トゥースプリング」のある靴ばかり履いていると、人間本来持っている
足の機能が低下する可能性がありますよ〜ということです。
足趾を使い、地面を蹴るという行為。
人間本来の歩き方。
地面を蹴ることで、足の筋肉が伸びたり縮んだりします。
その刺激を足、筋肉、脳が感じる。
五感を使って歩く。
そんなことをしないと、足は弱くなっていくのです。
そういえば、「No Shoes」って「トゥースプリング」ありましたっけ。
もちろんありません。
だから、自分の力で地面を蹴って歩いてください。
そしてその刺激を足、筋肉、脳で感じてください。
そんなストイックな「No Shoes」のイメージですが、それぞれの足型に合わした
オーダーメイドのインソール形状で適度に足をサポートもしているのが特徴。
足に刺激は入りますが、無理なく正しく歩けるのが大きな特徴です。
だから、みんな歩くのが楽しくなるんですね。
そんな「NoShoes」の ヒ・ミ・ツ でした。
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