シーバー病 子供の踵の痛み

最近立て続けに製作したインソール。
子供の「踵の痛み」を緩和するためのインソール。

子供の踵の痛みでよくあるのが「シーバー病」という成長痛です。

シーバー病 踵骨骨端症

10歳前後の男の子に多い、俗にいう成長痛です。
特にスポーツをしている子供に多く見られます。

激しい運動をした直後に踵に痛みが出るようになります。
症状が悪化すると、スポーツ中にも痛みが出るようになります。

子供の踵の骨はまだ完全には形成されておらず、軟骨で覆われています。
成長するにつれて軟骨が骨化し、しっかりとした踵骨になります。
シーバー病で踵に痛みの出るメカニズムは、
踵の骨には、ふくらはぎの筋肉と足底の筋肉がついています。

激しい運動時に、ダッシュやジャンプをするたびにふくらはぎや足底の筋肉が引っ
張られます。
そして、ふくらはぎや足底の筋肉が引っ張られるたびに、まだ柔らかい踵骨に負担
がかかり踵に痛みが発生するのです。
また、サッカーなどのスパイクでの運動や、バスケットボールなどの硬い地面やサ
ッカーや野球などでも土の硬いグランドで運動をすると、踵に大きな衝撃が加わる
ことも原因の一つになっています。


インソールでの対処方法
⑴踵にクッション材を入れて、踵への衝撃を吸収します。

クッション材を入れることで、踵の高さは上がります。
踵の高さが上がると、ふくらはぎの筋肉は緩みます。
ふくらはぎの筋肉が緩むと、激しい運動時にもふくらはぎの引っ張られる量が減少
し、踵の負担も緩和します。

このような理由で柔らかいクッション材でヒールアップをします。

⑵足底ををしっかりとサポートする。
足底をサポートし、体重移動もスムーズに行えるようにすることで、踵の骨が引っ
張られないようにする。

シーバー病への対策としては、基本的にはこの2つがインソールで考えることです。
単純に踵への衝撃を緩和さしてあげることで、とても安心してスポーツに取り組む
ことができるようになります。
さらに、土台である足底を安定さしてあげると、痛みは大幅に改善することが多い
です。
ただ、スパイクなどの場合はシューズの中もタイトに設計されていますので、踵の
高さを確保すると、スパイクが脱げやすくなってしまう場合がありますので、その
あたりは工夫が必要になってきます。

Fit Insoleでは納品時に実際にスパイクを履いてもらい、スパイクが脱げやすくない
か、足裏への当たりが強すぎないかといったことも調整しながらやっていますので
ご安心下さい。

子供たちが目を輝かして一生懸命にプレーしているのを応援したくなるのが親です
よね。
少しでも楽しくプレイできるように、Fit Insoleも頑張っていきます。

もしお困りでしたら、是非ご相談ください。

Fit Insole

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