新しいトップカバー材として導入したDura Fit。
なかなか好評でお問い合わせいただいたり、新しくDura Fitでインソールを作り
替えしたりしていただいています。
もう一度、Dura Fit の特徴を。
・グリップ力がある→滑りにくい
・高い耐久性・耐摩耗性→長持ち
・吸湿性・防臭性・速乾性→汗をかいても大丈夫
・水洗い可→メンテナンスしやすい
と、いった長所があります。
では、短所はというと、
・足が靴に入りにくい
・グリップ力がありすぎて、使い方によっては足の皮がめくれる可能性がある
といったところでしょうか。
表面が滑りにくくなっているので、布製のインソールのように滑るように足が
入っていきません。
また、グリップ力があるので、ソックスは滑らず止まり、足だけがずれてしま
うとソックスと足が擦れて水ぶくれなどが発生する可能性はあります。
今まで製作したインソールでは問題は起きていませんが、雨で中長時間動き続
けると、このような状態になる可能性はあります。
しかし、これはどのような素材でも考えられることですので、難しい問題では
あります。
現在は、登山のインソールで多く使用しています。
登山では、長時間歩行することで、むくんできます。
今までは、靴とのフィット感を出すには、靴と足の隙間をなくしてフィット感を
うみ出してきました。
しかし、そうすると登山のように長時間歩いてむくんでくると靴がパンパンにな
り足が痛くなります。
また、登山の下りでは足をしっかり安定さすために、しっかり踏ん張らなければ
いけません。
この時、靴がゴソゴソだったりすると、足が前に滑って爪が痛くなったりして、
下りで体全体を支えるのに必死な時に、足の前滑りにまで意識を集中しなくては
なりません。
私が、登山用のインソールでDura Fitを使用しているのは、
・薄いインソールを作れる
・滑らない
こういった特徴が、登山に適しているからです。
むくんでも大丈夫なように、靴の中に空間を確保できるような薄いインソールを
作れる。
薄くなっても、滑って足が動かない。
Dura Fit を表面に貼ることで、足が靴の中で動かず安定します。
インソールは薄いにもかかわらず、靴とのフィット感は上昇し、しなやかに包み
込まれているような、気持ちいい感覚になります。
このDura Fit は登山だけでなく、横の動きが多いスポーツにも適しているいます。
特にサッカー。
サッカーでは足の感覚が重要になってきますので、きついスパイクを履く傾向が
強いです。
そこに機能的なインソールを履くとなると、どうしても足の感覚が鈍くなるので、
嫌がる人も多いです。
しかし、Dura Fitであれば、足の感覚を妨げない、薄くて、しなやかなインソール
が製作できます。
また、グリップ力もありますので、切り返しで踏ん張る時などもしっかり安定して
力をかけることができます。
他のスポーツ、
横お動きの多い、バスケット、バレー、テニス → 切り返しでしっかり踏ん張れる
軸を回転させる、ゴルフ、野球 → 土台を安定させることで回転がスムーズになる
このようなスポーツには特にDura Fitは適していると思います。
トップカバーひとつで、インソールも変わってきます。
他の素材ももちろん、長所と短所があります。
それぞれの使用状況で、インソールの効果が最も発揮しやすい素材を提案さして
いただいきます。
是非ご相談下さい。
0コメント