昨日は、靴修理店の老舗「凛靴」さんのスタッフさんにインソールを納品しました。
サッカースパイクに入れるインソールの制作依頼でした。
スパイク系は靴の中が狭いので、まず薄いインソールが必要になってきます。
その中でどう足を保護していくか、が重要になってきます。
症状としては、親指の皮がよくめくれてしまい、また親指付け根も不安定なので、そこを矯正するインソールを製作してきました。
履いた瞬間に、いい感じです。
親指の付け根周辺も圧が逃れている感じで、スパイクもまったく圧迫されていないと喜んでくれました。
以前納品した、店長もレースに出場されたので、その感想も聞いてきました。
てか、写真かっこ良すぎますね。
自転車用ということで、底面には力が伝わりやすいように補強を入れさしてもらいました。
今まで、なかなかインソールに懐疑的だった店長が、足の裏全体で踏めている感じで、とても好感触だったというお墨付きをもらいました。
店長さんの足は、右と左で5ミリくらい足長が違います。
だからそれに合わしてインソールや土踏まずの長さ、横アーチの位置が左右で変えています。
本当に少しのことですが、こういったことの積み重ねで足裏のフィット感は大きく変化します。
また、この左右差で身体のバランスが狂ってくることもよくあります。
足底の狂いは、上に行くほど誤差が大きくなります。
だから土台を整えたことで、店長の身体のバランスが整えられ、今回の好印象に繋がったのかと思っています。
たかが5ミリ、されど5ミリ。
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