膝のお皿の痛みとオーダーメイドインソールに込めた想い

ハイキングで1番よくある相談。

膝のお皿の痛み。

その症状が現れるのは下り道。
これは太ももの前側の筋肉である、大腿四頭筋の使い方に原因が。

膝の曲げ伸ばしで大腿四頭筋が引っ張られることが繰り返され、痛みが出るという
のが原因として1番多いです。
太ももの前側の筋肉である大腿四頭筋は、ブレーキ時に使う筋肉。
体が前に飛び出していかないように踏ん張るのが大腿四頭筋。
下り坂で疲れるのも分かりますよね。

逆に太もも裏の筋肉、ハムストリングスは進む時に使う筋肉。

ハイキングの下山時に大腿四頭筋を使うのは合っているのですが、この時に上
半身が後ろに残っていると大腿四頭筋が伸びて膝のお皿に負担がかかる。

大腿四頭筋を使っていても、上半身が骨盤の上に乗ってきていれば、痛みは出
にくいです。

骨盤より上半身が後ろ残った状態で歩く時、足裏のどこから地面に着いているで
しょうか?

上半身が後ろに残ったまま、足を前に出すと…。
地面に踵から着きますよね。


踵でブレーキをかけるのは理にかなっているのですが、それを足だけに頼っている
のが問題。

下り坂では恐怖心などから上半身が後ろに残ってしまうことが多くなります。
もう少し重心を前に持ってきて、上半身を骨盤の上に乗せてあげると軸足に体重が
しっかり乗り、滑りにくくもなります。

足の接地も踵ではなく、足裏全体で地面をとらえるイメージにすると下り坂でも歩
行が安定し、大腿四頭筋の負担も軽減し、膝のお皿の痛みも減少していくでしょう。



じゃあ、一般的な靴を見てみましょう。

踵が上がっています。
靴の踵が上がっているということは、普通に歩くと必然的に踵から地面に着いて
しまいます。
まっすぐ足を下ろしても、どうしても靴の踵が先に地面に着いてしまいますから。
でもこれは仕方がないこと。

先程の下り坂でも話しましたが、踵はブレーキ時に使うもの。
つまり私たちは踵から地面に着き、ブレーキをかけながら歩いているのです。

踵の高い靴を履くことで、

私達はブレーキをかける太ももの前側の筋肉を使うことは得意になっています。

一方、前に進むための筋肉である太ももの裏側の筋肉が使いにくい状態になっていた
のです。

知らず知らずのうちに。

常にブレーキをかけながらの歩行。
とても非効率的。

だからみんな歩くことを敬遠するのではないでしょうか。

歩く楽しさを思い出すためにあるツール。

それが「オーダーメイドインソール」です。


踵に過剰に体重がのらないように、
身体が左右に揺れないように、
足先まで力が伝わるように、

それぞれの人の体の特徴、足の特徴、左右バランス、癖などを踏まえてつくるオ
ーダーメイドインソール。
オーダーメイドインソールを使って、
足の前面だけでなく、足の後面の筋肉も使えるようにする。

身体を前に押し出す、足の後面の筋肉を使えるようにする。
そうすると、身体が連動しスムーズに足が前に出ていきます。
足で歩くのでなく、身体全体で歩けるようになる。

無理なく一歩が出る感覚。
身体がスムーズに前に押し出される感覚。
身体全体が連動している感覚。

リズミカルな足音。
心地よい風。
何も考えない時間。

それが歩く楽しみ。

オーダーメイドインソールの役目。

自分の足で歩く、
能動的に歩く、

そのサポート。

歩くことは楽しいことです。

自分の想いがやっと言葉にできるようになってきた気がします。

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京都で あなたにFitした オーダーメイドインソールをつくります。 取り扱い 京都キャロット MONKEY CREW

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