調理師さん。
いつも美味しい食事を提供してくれるコックさん。
そんな調理師さんのインソールを製作が増えてきました。
実は調理師さんは営業時間だけが仕事ではないのです。
仕込みもがあってこそ、スムーズな料理の提供が出来るのです。
ですから、仕込みと営業時間を含めると調理師さんは10時間以上は立ちっぱなしの
ハードなお仕事です。
そんな調理師さんが履くシューズは写真のような厨房履。
耐油性に優れ、滑りにくい設計となっているのが大きな特徴です。
厨房履はスリッポンタイプが多く、圧迫感が少なく脱ぎ履きのしやすいつくりと
なっています。
しかし、逆にルーズでサポート力が乏しいという面もあります。
そんな調理師さんの足です。
踵周りや中足部にサポートの少ない厨房靴を履かれる時間が多いため、足が大き
く横に広がり、足幅が広い足になっていることが多いです。
足が横に広がると、横アーチが落ちた開帳足の状態になりやすいです。
そうすると、指の付け根部分に圧が集中しやすくなります。
立ち方の癖により、
写真1枚目の方は親指と指の付け根の中央部。
写真2枚目の方でしたら、小指の付け根に圧力が集中しています。
両者とも黒丸で囲った場所にタコができておられました。
また、踵周りのサポートが乏しいため、疲労により土踏まずの弾力性がなくなり
足底筋膜炎やふくらはぎの張りやむくみに悩まれる方も多いです。
体重のかけ方が片方に偏ってしまう方も多いです。
上の写真の方は、左足の外側に体重が偏っています。
片側に体重が偏ると、足首や骨盤も捻れ、膝痛•腰痛といった症状も出てきます。
こちらは先ほどの左足に体重が偏っていた方の1年半後の写真です。
仕事中や登山の時もインソールを着用されて、左足の体重のかかり方が改善され
ているのがわかると思います。
腰痛•土踏まずやふくらはぎの張りも改善されているとのことです。
調理師さんだけでなく、長時間の立ち仕事は多くあります。
立ち仕事で疲れてくると、無意識に癖が出やすく、楽な姿勢を自然と取ります。
そうすると、
1箇所に圧力が集中してタコができたり、
足底の筋肉の柔軟性がなくなり、痛みや張りができたり、
体重が片方の寄りかかって、骨盤や膝の捩れにつながります。
インソールでは、
圧力の分散、
足裏の形状をいい状態でサポート、
両足に体重をかけやすい設計、
といったことをします。
これまで紹介してきた3名とも、タコが小さくなったり、症状が改善しています。
長い立ち仕事で困っておられる方は、効果は確実に感じられるとおもいます。
是非1度ご相談下さい。
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