最近人気の「HOKA ONE ONE」

最近人気の「HOKA  ONE  ONE」

僕もランニング用はHOKAを愛用してきました。

最高のクッション、その割に軽量で安定感のあるシューズ。
どこまでも走れそうな期待を抱かしてくれるシューズです。
僕もおすすめではあるHOKA ONE ONE。

今回はそんなHOKAのお話です。

1年前の1月にロード用のインソールを製作したお客様。

ロード用は調子も良く、大会では良い記録を出されていました。
しかしそのインソールをトレイル用のシューズに入れると…。
ロードでは調子のいいインソールがトレイル用のシューズに入れると、指が反って
しまって下りが怖くて走れないということです。

ロード用のシューズはASICS、トレイルではHOKAを履かれているとのことでした。
靴の構造が違えばインソールもフィッティングが変わってきます。

最近はロードでもトレイルでもHOKAは人気があるので、よくインソールを製作し
ていますが、土踏まずのサポート・靴の内部形状・メタロッカーなど独特ですので
注意して製作や調整をしています。

HOKAといえば、このクッションの割に軽量なことからロングディスタンスをこな
すランナーからの支持が非常に高いです。

そのHOKAのシューズの特徴は、
まずはクッション性。
これはわかると思います。
では、メタロッカーとは。
踵部と足先を削り落とすことで、体重移動を容易にしています。
特に前足部に関しては、無理に指の力を使わなくても、勝手に体重が指先に抜けて
いきますので、地面を蹴らずとも転がっていく感じです。

しかしこの独特な形状から横アーチに違和感が出る方もいますので、インソール製作
の際には注意するようにしています。
次はシューズの構造です。

HOKAのシューズは「プロネーションの抑制」「シューズと足を一体化させる」と
あります。
クッションがあるので全体が柔らかいイメージですが、土踏まずなどのサポート自
体はしっかりとしています。

このサポートは2世代くらい前までは強力でしたが、最近のモデルは少しマシになっ
てきているように感じてます。

シューズ自体にサポートがあるよいうことは、インソール製作に当たってはそのシュ
ーズ自体のサポートも加味する必要があります。



こういったことも含めて、ロード用のASICSからトレイル用のHOKAにインソール
を入れ替えると感触が大きく変わったのかと考えました。

そんなこんなで、設計を変更して製作したトレイル用のHOKAのインソール。
やはり納品時に調整は必要でしたが、体重も前に行くようになり、下りも問題なく
こなせるようになったとのことでした。

Fit Insoleでは納品時の調整が可能ですので、お客様に納得したインソールをお渡し
できていると思っています。
お客様も私自身も、履いてみないとわからないですからね。

同じ足でも、シューズによって、競技によって、インソールの形状も設計も少しず
つ変えています。

今回はシューズも競技も変わっていますので、やはり同じインソールで履き回すこ
とは少し難しかったのだと思います。

ちなみにHOKAのクリフトンやトレイルモデルはインソールも分厚いものが入って
いるので、インソールは問題なく製作可能です。

しかし、ロードモデルのカーボンの入ったものやクリフトンエッジやリンコンなど
は薄さ1mmくらいのインソールが入れられています。
このようなシューズでもインソールは製作可能ですので、お困りの方がいましたら
是非ご相談下さい。
足に合わすのはもちろん、シューズや競技によって設定を変えて、あなたに『Fit』
するインソールを製作しています。

ちなみに今日はいい天気でしたね。

私も今朝はランニングをいていましたが、手袋もネックウォーマーもせずに走った
のは久々でした。
あ、ソックスも履いていませんでした(笑)

普通に16km。
歩くことをメインで考えていますが、走ることもできないことはない。

僕が欲しかったもの。
皆様にとって魅力的なのかは分かりませんが…。


Fit Insole

京都で あなたにFitした オーダーメイドインソールをつくります。 取り扱い 京都キャロット MONKEY CREW

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