インソールと靴 靴とインソール

オーダーメイドインソールというと、皆さん自分の足の形状のインソールを思い
浮かべると思います。

合っているといえば合っていますが、それはひとつの要素にしか過ぎません。

Fit Insoleでは、その他にも色々とみてインソールを製作しています。

その中で、今回は靴とインソールの関係について触れたいと思います。

靴は種類もデザインも形状も用途も多種多様です。

そんな多種多様な靴にインソールを製作する際に、私が注目するのは靴の内部形状
とドロップです。

靴のインソールをとってもらうとわかると思うのですが、靴の幅はそれぞれ違う
のがわかると思います。

幅が広いものもあれば、狭いものもあります。
踵が広いものや狭いもの、中足部がグッと絞ってあるもの、ノペッとしたものと
色々とあります。

アッパーの硬いものもあれば、柔らかいものもあります。

また、触ってもらうとわかると思うのですが、靴底の中足部が盛り上がったもの、
真ん中が窪んで両サイドがせり上がったものと、靴底も平らでないものもたくさん
あります。

これにさらに靴のドロップも関わってきます。
ドロップが0mmのものと、10mmのものでは、足の角度や形状に変化が出るのは
皆さんわかると思います。

こういったことを踏まえて、Fit Insoleではインソールの設計を考えています。

幅の狭い靴に普通のインソールを入れると、アッパーにインソールが乗っかって、
土踏まずは思っていたより高く感じるでしょうし、靴のフィットも悪くなります。

中足部が盛り上がった靴に足型通りのインソールを入れると、中足部がさらに盛り
上がって痛みが出るかもしれません。

アッパーの硬いものに、分厚いインソールを入れては足が圧迫されていたくなって
しまう可能性が高いです。

ドロップがあるものとないものでは、足首の角度も変化し、もちろんアーチ形状も
変わってきます。
だから、皆さんの足型を採型さして頂きますが、これをヒントに靴の形状を見極
め、足の形状がどのように変化するのか考え、お客様の動きを観察し、どうやっ
たらお客様がより良くなっていくのかを考え、インソールを設計しています。

足型通りに作るのも難しいですが、そこから靴にフィットするように作るのは更に
難しいです。

そして靴にインソールがフィットした状態から、身体を動きやすくしたり、体重
移動を変化さしたりが始まるのです。

うーん、奥が深いですね(笑)
でもどんなに考えて作っても、結局お客様にインソールを履いて動いてもらわない
と分からないことはたくさんあります。

ですからFit Insoleでは納品の前にインソールを履いて頂き、調整をしてから納品し
ています。

結局自分の頭で考えていても、それは机上の空論ですから。
また実際に合っていたとしても、お客様の拒否反応が強ければ、そこも相談しなけれ
ばなりません。


こんな感じで、インソールは奥が深いものなんです。
でも、だから面白い‼︎

皆さんも、実際にインソールを履いて、ミリ単位の変化で自分の身体が変化するのが
わかります。
そうなつときっと楽しいですよ。

Fit Insole

京都で あなたにFitした オーダーメイドインソールをつくります。 取り扱い 京都キャロット MONKEY CREW

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